看の処方箋1看板の使い方を理解しよう!
遠視 歯科があることを認識させる。小さい看板でも、訴求方法一つで、歯科と認識させることは可能です。
中視 歯科の特長を認識させる。診療時間・ホームページ・土日診療・診療科目・駐車場の有無など、他の医院との差別化できる部分を訴求します。
近視 診療時間・休診日・診療科目・電話番号・ホームページなどの詳細情報を伝える。
患者様が必要な情報を伝えることを意識しましょう。
18年4月の第5次医療法の改定より、院内などの写真の使用が可能になりました。今まで以上に告知できる内容も増えています。

看板の処方箋2看板の色使いを大切にしよう
歯科業界の看板というと、青・緑の色を使い、医院名だけの看板が思い浮かびませんか?
患者様のターゲットを絞らない今までの一般歯科を中心とした歯科医院の場合は、この色の選択の仕方でいいかもしれません。
しかし、全国で6万5千軒を超える歯科医院の数、競合が激化する業界において、今までと一緒のやり方では差別化はできないと思います。
そこで、看板の色については、ぜひ、色々な視点で、真剣に向き合ってみてください。

● 色の打ち出す特徴を最大限理解する
色の表・及び色の意味
● 周囲の色との対比を意識する
色相環
●医院が求める患者層を意識する
●建物の色と形でバランスを考慮する
●地域の条例等を確認する





看の処方箋3スタンド看板を有効活用する
歯科医院の看板で、最も大切にしなければならない看板は、スタンド看板だと考えています。スタンド看板は利用の仕方で、最も集患に役立てることができるからです。
特に都心部の場合、上層階に歯科医院を運営している場合、患者様は、すごく入るのに勇気がいる状態です。せっかくお金をかけている内装も、テナントビルの場合は、外装で損をしていることも多いのも現状です。
18年4月に施工された第五次医療法改正に伴う広告規制の緩和に伴い、「文字に限定せず、写真やイラストも可能である旨」という文章が盛り込められたのをご存知でしょうか。つまり、院内の写真をスタンド看板で、使用することが正式に可能になりました。今、流行の個室診療などやられている歯科医院は、写真を入れることで十分に告知可能です。(ちらみに個室診療の文字訴求もOKです)。写真を使う。新しいスタンド看板の魅力です。
また、スタンド看板の最大の活用法は、情報発信基地だと理解することです。自費診療を目的に、数多くの歯科医院で、ホームページを高額な金額をかけて、作成しています。それにも関らず、スタンド看板にホームページアドレスを入れないのはもったいないと思いませんか?
実は一般的なホームページユーザーは、もともと検索で探すため、アドレスなんて、入力しないんです。この構図を理解していると判るように、自分たちの近所の歯科医院には、ホームページがあると潜在的に認識させることができれば、ホームページアドレスなんて覚えてもらわなくても、患者様自らが探してくれるはずです。
スタンド看板にホームページを入れる、そんな簡単なことが、ホームページの誘導になり、最終的な来院の原因に繋がったり、自費診療へつながるのです。
つまり、スタンド看板ほど、歯科医院の特長をアピールしやすいツールはないのです。スタンド看板は看板の中では低額な分類に入るため、集患を始める手始めには、本当にベストなツールだと思っています。