開業の物件をお手伝いさせて頂く際に、最も注意しているのが、ブランディング戦略です。
第一印象の形成要因は、視覚55%、聴覚33%、言葉7%と言われています。いかに瞬間的に形成されるイメージで視覚が、重要かが理解できる数字だと思います。

歯科医院において、この視覚を効果的に表現するものが医院のロゴだといえます。
そのため、いかに医院のロゴにこだわりを持つのかが歯科医院の集患において、大切な役割を果たすのではないでしょうか?
以前の歯科医院のロゴというと、動物、植物などの表現が非常に多かったと思います。一般歯科中心の診療だったため、どなたでもわかりやすく、親しみやすいロゴを意識したからだと思います。
今後は恐らくロゴに関しても、ターゲットによって変わってくるのではないでしょうか?小児歯科中心なら、動物。インプラント中心なら高級感を感じるもの、審美歯科中心なら、女性が好む曲線的なロゴなどなど、来てもらいたい患者様が明確であればあるほど、ロゴが活きてくると思います。
ロゴが仮に作らなくても、色などの統一など、工夫一つで、統一感を出す努力はできるかと思います。
また、どうしても、看板・リーフレット・診察券・ホームページなどなど、発注する業者が違うと、ロゴなどの統一が難しくなっているようです。せっかく看板ではしっかりしたロゴがあるのに、ホームページに載ってなかったとしたら、ホームページを見てきた患者様はやっぱり迷ってしまうと思います。ロゴマ作るということは、医院の顔を作ることと一緒です。全てのツールに統一することで、医院のブランドを確立できるように意識しましょう。必ず、集患に役立つと思います。

そのため、当社では、開業のタイミングで、下記のようなパッケージで、集患活動をすることをお勧めしております。

ロゴ作成・看板一式・開業チラシ(折込手配・ポスティング手配)・開業DM・ティッシュ・診察券・撮影・ホームページ・フレット・電柱広告

新規開業のお手伝いをさせて頂く際に、看板と同じように力を入れて対応させて頂くのが、開業チラシです。
通常の印刷屋に頼むよりも、より充実したものを作れる自信があります。なぜって答えは簡単です。開業チラシの最も大切なことは、地域の皆様に医院の存在感をアピールすることにあります。
つまり、存在を知らせるための最も大切な医院の顔である看板を知っているのは、看板屋しかないのです。
当社の看板に関しては、ターゲットにしている患者様をお伺いしながら、作っていますから、看板のイメージを忠実に、チラシに反映することは、医院の存在を最も伝えたいターゲットを意識したデザインになり、最も意味のあるチラシになるからです。

看板は看板屋、チラシは印刷屋などに分岐で発注すると、180度違うチラシが出来上がる場合があります。せっかく興味を持って頂いた患者様が来ていただいた時に、迷わないように、開業チラシ=看板(店舗のイメージ)になるようなデザインであることをお勧めします。
また、この開業チラシをどのように配布するのかも、大切な検討内容だと思います。
折込広告と、ポスティングは主な配布方法になります。折込広告は金額が安いことが最大の利点だと思いますが、意外に媒体によって、地域がすでに設定されてしまっているため、イメージしているエリア配布をするのに無駄が多かったりもします。逆にポスティングに関してはイメージどおりの地域配布ができる分、コストが割高だったりします。
私自身は自費治療・保険治療どちらを中心にしたいか、またターゲットにしている地域があるか、費用をどのくらいと想定しているのかなどをお伺いして、最適な方法を提案しています。
ここ最近のチラシの効果を見ていると、院内の写真が入っている方が反響はいいようです。
意外に開業チラシを実施されていない先生もいらっしゃるみたいですが、地域の皆様に存在を知らせることは、医療に携わる以上、責務だと思いますので、開業チラシを配布することをお勧め致します。
また、オフィス街など、あまり、ポスティングや折込広告をするのに、不向きな立地の医院に関しては、ポケットティッシュによる配布をお勧めしています。